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肥満は高血圧になる?

健康

高血圧と肥満のメカニズム

結論から話しますと、肥満の人は通常より約2~3倍ほど多く高血圧にかかりやすいです。

原因は、過食塩分の摂り過ぎです。

過食や塩分過多の状態になると、👇

・腎尿細管でのナトリウムの再吸収が亢進
・交感神経系が刺激され血中にカテコールアミンが放出      
(カテコールアミン:末梢血管を収縮させる働きがある)
・肥大した脂肪細胞から、分泌される生理活性物質(アンギオテンシノーゲン)が血管を収縮

上記の役割で血管が収縮することで、さらに血液中のナトリウムが増加します。

それを薄めようと血管内に水分が流動し、全体の血液量が増えることで血圧が上昇するのです。

高血圧の診断基準

「診察室での収縮期血圧(最大血圧)が140mmHg以上、または拡張期血圧(最小血圧)が90mmHg以上の場合を高血圧と診断します。」
*日本高血圧学会の高血圧診断基準(厚生労働省 e-ヘルスネット「高血圧」より引用)

血液検査(脂質異常症検査項目と役割)

HDLコレステロール(正常41~96)

(役割)
血管内に付着する脂肪分を取り除き、動脈効果を防ぐことから「善玉コレステロール」と言われています。数値が低いと、心筋梗塞や脳梗塞などの病気を誘発します。

LDLコレステロール(正常70~139)

(役割)
数値が高いと動脈硬化の原因となり、心筋梗塞や脳梗塞などの病気を誘発します。脂や脂肪分を多くとりがちな食生活の影響で、数値の高い人が増加しています。

中性脂肪(正常35~148)

(役割)
体内の脂肪の主な成分でエネルギーとして利用され、余った分は皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられます。肥満、食べ過ぎ、飲みすぎで数値は上昇し、動脈硬化や脂肪肝の原因になります。

どうすれば予防できる

高血圧の予防に大切な習慣

1.食生活を改善しましょう
(減塩1日6g未満、野菜や果物の摂取、コレステロールや飽和脂肪酸の摂取を控える、野菜、果物を積極的に摂取する、腹八分目、節酒、禁煙)

2.適度な運動を心がけましょう
(心血管疾患がない場合、1日30分ほどの有酸素運動)

3.規則正しい生活を心がけましょう
(良質な睡眠、ストレスをため込まない)

4.肥満を改善し、BMI25以下を目標としましょう


*内科的疾患がある方は主治医の指示に従いましょう。